黒岳白水川遡行2024.8.12

T(リーダー)、S(サブリーダー)、O、T.N、S、K.N(記録)

今回 沢登りという事で、集合 出発も早いため 釧路からの参加者はみな同じ場所での車中泊。    釧路を出発する時には なかなかの雨、十勝もずっと霧雨だったのですが、大雪湖を過ぎた辺りで急に天気が変わり、夕焼けも見られ明日に期待がかかります。層雲峡では花火も上がり ワクワクする気持ちを抑え早々に眠りに付く面々。

早朝 車2台でスタート地点へ

今回のパーティーは6人。クテクン経験者のサブリーダーSさんを先頭に沢ベテランOさん、その後に沢初心者🔰K.N、T.Nさん、Sさんの3人が続き、最後尾が3年前にもこのコースで登っているリーダーT会長。

4:30 白水橋を渡りまずは崩壊林道歩き。歩いて行くほどに道は荒れ 大きく崩落した橋などもありましたが 1時間半ほどで通称「メロンの滝」に到着。

メロンというより、、、 かぼちゃ! スイカ!ラグビーボール!などの声。

メロンの滝から少し歩いて ついに入渓です。 なかなか暑い日だったので水の中も気持ち良く歩け、普段の登山では渡渉で いかに靴を濡らさないように渡るかですが、今回は水の中をザブザブというのが最初は慣れず変な感じでしたが すぐに慣れ楽しくなってきました

1時間ほど歩くと地熱帯で天然の温泉が♨️    手を入れてみると 41度くらいのすごくいい湯加減でした。

さらに進むと上川岳の下の方にモクモクとした白い水蒸気の柱! 水蒸気井の跡だそうです。

この辺りからは小滝や滑る大きな岩も多くなり後ろから押し上げてもらったり 時にはロープスリングで引き上げてもらったりしながら慎重に登って行きます。

そして いよいよ本日のメイン30mの大滝です。  このルートからこなければ見れない滝ということもあり胸がいっぱいになります。水量も多く壮大でした。   右岸を巻いて登りますが やはりここが一番大変!緊張の場面で、リーダーが最初に登り みんなをサポートしてくれました。

この後は岩の感じも変わり谷も広がって源頭部の雰囲気になっていきました。

最後は傾斜もほとんどなくなり、涸れ沢を行きます。 チングルマはすっかり綿毛 イワウメがたくさんでした。

水から出たら いきなり暑さと疲れでみんなヘトヘトでしたが、13:20 突如現れた石室のテント場に救われました。今日一番の長い休憩です(休憩時間も疲れ知らずの元気なSさんは桂月岳へ)

この後は黒岳頂上まで少し登り 頂上から七合目まで下れば あとはリフトとロープウェイで下山できるのがこのコースのまたまた良い所!!

30度近くあったようなので、その少しの下山が暑くて大変ではありましたが、リフトではちょうど気持ちの良い風でした。

初の沢登りは「チームワーク」だといつもの登山以上に思い それが際立ち 仲間って素晴らしいと改めて思いました。

そして沢登りは とにかくアドベンチャーでした!!

もう見る事がないかもしれないと目と心に焼き付け眺めていたあの大滝ですが、また今度 絶対見に行くと思っています。  これを読んで行ってみたいと思った方、ぜひ次回は一緒に行きましょう!!!


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編集後記

いつもの登山以上にリスクの高いルート

室内クライミング資格合格直後で、熱い鉄状態のお二人

年齢を感じさせない、日頃のトレーニングを怠らない方

沢経験豊富な方

いつもストイックに涼しい顔で登っている方

色々なメンバーで私も心強かったです

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