三笠新道経由・緑岳 山行報告
日時:2026.6.21(日)
参加者:K(L)、N(SL)、M(記録)
予定 7:30登山口出発→12:30山頂→15:00登山口到着
結果 7:18登山口出発→12:48山頂→15:14登山口到着 (概ね計画通り)
連日雨が降り続く予報の中、運良く曇り予報で何とか決行出来ました。
ヒグマ情報センターでのレクチャー
登山前に沼巡りコースを行く登山者にコースのルールとヒグマ情報の説明を受けました。
沼巡りコースの通行方法や指定食事場所、三笠新道分岐以降の道、ヒグマの発見情報や対処などなどの説明を10分ほど。
ヒグマについては出会ったら「必ず引き返す」ように徹底との事でした。
昨年の羅臼岳の死亡事故も有って、同様の事件が起きると永久に閉鎖の懸念有りますと念押し。


沼巡り~三笠新道雪渓登り
沼が多い場所なので登山道も湿り気多め。所々に有る木道もかなり痛んでおりワイルドなコースですが、水芭蕉がたくさん咲いており花道とも言えます。
今年は雪が豊富でゼブラ雪渓を背景にした青く透き通った沼とお花畑がいかにも初夏の大雪山といった景色でした。
三笠新道分岐手前でアイゼンを装備。ほぼ99%はザラメ雪で、凍ってる場所はわずか。平らな場所はツボ足で問題ないですが、最後の急登部分はアイゼンの有難みが身に沁みます。スノーシューで登った猛者のトレース有りびっくり。
せっかく持ってきたのでピッケル使おうとしましたが、会の滑落訓練で学んだはずの使い方をすっかり忘れており、山岳コーチ研修直後のリーダーに指導を頂きありがたい限りでした。道具は積極的に使っていかないと駄目ですね。


ここで一旦アイゼンのお話
僕は以前セミワンタッチ式でしたが今回は新調したワンタッチ式。靴とセットで使うため、初夏でも真冬用の靴を履くはめになりますが、とにかく装着しやすく全く外れそうにない安定感がとても楽にしてくれました。もちろん12本刃なので、急登では爪先の2本が雪面にしっかり突き刺さります。今回のメンバーは全員クライミング活動で爪先鍛えてますから危なげなく攻略できました。
ちなみにセミワンタッチ式装備のメンバーは歩行中に下の写真の通り金具が外れてしまうトラブル有りました。セミワンタッチ式が原因というわけではなく、金具が薄くて柔軟なタイプという事が関係ありそうです。定例会や研修会で議論できそうな事例。

縦走路~白雲避難小屋~緑岳~登山口
残念ながら縦走路の標高はガスの中で本来見られるはずだった景色は見えません。
足元に咲く花々を見られるのがせめてもの慰めでした。そのままガスの中を淡々と登り続けて緑岳頂上に到着。天気が悪いとピークを取る義務感で登る感じになってしまうのが残念。しかもいつでも来れる場所じゃなかっただけになお残念でした。
帰りは来た道とは別ルートで下り、最初はガレ場、中間部にはまた雪渓、その後は林の中を通るといった、行きとは性格の違うルートになってました。
景色が見えたらこの下りも楽しいものだったのかな、と思いやはり残念。いつか晴れの日に登りたいですね。

最後にポカミス事例
僕は頂上にトレッキングポールを忘れて下山してしまい、標高で百数十メートルほど降りたあたりでリーダーが気づいてくれて発覚。取りに行って無駄に疲れるのと同行者を待たせてしまった申し訳なさなどがこみ上げます。
今回はダメージ少なめでしたが、思い入れのある道具だったり貴重品を忘れて下山してしまうとなかなかに堪えます。
会山行・個人山行ともに「休憩後に周りを見る習慣」で大部分防げますが、なかなか徹底できませんね。会山行においては全員が意識するというのが原則ではありますが、特にリーダーは休憩毎の注意喚起を役割に含めても良いかもしれませんね。

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