辺計礼山スノーシュー山行 報告

2月19日  7:30国道241パーキング集合

       8:00登山開始(246㎡)  

      10:10山頂(732m)

      10:37下山開始        

      12:27下山

参加:7人

当日の天気は曇り。国道241パーキングで集合の後、3台に分乗して登山口へ。

計画では、林道を車で少し入り、夏の登山道を登っていく予定でしたが、林道の除雪具合が不明だったため、林道入口(シカ防止柵のゲートを超えたところ)に車を置き、登山を開始しました。夏の登山道入り口まではいかず、車を置いた場所から548ピークを目指して、ほぼ直登です。

雪質は表面が少し硬いザラメ雪で、スノーシューでザクザクと踏みつけながらのラッセル登山です。10分程度で先頭を交代しながら、登っていきました。途中、シカの糞の中に、べちゃっとしたクマの糞らしきものを発見。冬眠しないクマがいる?と思いきや、代表の話では、シカの糞でもべちゃっとしたものもあるということで、自然の奥深さを実感しました。548ピークを越えて、さらに登ると、少し傾斜がなだらかな場所に。

このあたりから、展望もよくなってきてきました。雪質も、このあたりはサラサラとした感じで、この程度の標高の山でも日当たり具合なのか、斜面の向きなのかによって、気温や雪質も変化することを実感しました。山頂手前は再び傾斜が少し急になりましたが、距離は短く、予定よりも20分程度短い、10:10頃に山頂に到着しました。

山頂からの展望はよく、雄阿寒岳、摩周岳、西別岳、アトサムプリなどが見渡せます。ただ残念なのは、終始、曇りのままで、晴天に恵まれていれば、青空に映える山々を見渡すことができたのに・・と、少し残念な気持ちに。この日は比較的、気温が高かった(山頂では氷点下5度程度)ものの、山頂で休憩をとっていると、若干風も出てきて、寒さを感じるようになり、30分の休憩の後、下山を開始。

基本的に夏の登山道をたどっていく方針でしたが、かなり傾斜が急なところをトラバースしながら徐々に下って行かなくてはなりません。

ここからがトラブルの連続でした。転んだり、滑ったりする度に、ザックのポケットなどに入れていた水筒やプローブが飛び出て斜面を転がり落ちたり、手袋が外れて斜面を転がり落ちたりといった具合です。雪山では、転んでも物をなくさない様に、しっかりとザックに結び付ける、ザックの中に収納しておくことの大切さを学びました。

結局、下山も夏道を外れながら、地図やスマホアプリで確認しながら登山口に戻るという、ある意味、好きなところを歩くという雪山ならではのルート取りとなりました。下山は12:27、気持ちのいいスノーシュー山行でした。

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3月は日増しに暖かくなる喜びと、雪山シーズンが終わっていく寂しさがせめぎ合います。ギリギリまで冬を楽しみます。

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