雄阿寒岳/オクルシュベコース 山行記録

日時:2020年11月3日(木)

  • 旧道登山口? ⇒ 6:30頃
  • 新道合流   ⇒ 9:50頃
  • 山頂到着   ⇒ 10:40頃
  • 下山開始   ⇒ 10:55頃
  • 新道登山口  ⇒ 13:35頃

参加者5名

前々日からの予報では、風がかなり強く瞬間最大風速も10m前半、上空1500mの気温もマイナス2℃(いつものことながらWindyを当日まで数時間おきににらめっこしてしまうのは私だけでしょうか?)。

数日前からの雨もあり藪漕ぎでは濡れることも予想され、防寒・暴風対策をしっかりするよう、リーダーからの指示もありました。

風の状況によっては、森林限界付近の新道合流地点(1170m付近)から登頂せず下山することも想定されていたので、もしかしたら山行中止もあるのかなと思いながら当日を迎えました(みなさん知っていましたか? なんと、私が記録係になると2回山行中止、あと体調不良(これは私の不摂生です)でひとり途中下山しているんです。記録係3回指名され1度も作成したことがないんです。そうです、悪いことが起きるんです・・・)

ということで、当日の朝、集合場所の雄阿寒岳新道登山口の手前、滝見橋近くの駐車場に集合。

国道241号線を通り、道道1093号阿寒公園鶴居線のオクルシュベゲート前に車を停め、登山準備開始。

どこから登るのかなと思っていたら、道路を横断し、いきなり笹の中に突中。

当然はっきりした登山口はなく、なんとなくこの辺かなっていうところからスタート。

最初は、林間を緩やかに登り始め、ちょっと進むと直登に。

同時に、笹も膝ぐらいの高さから胸の高さになり、まさにここから藪漕ぎ状態が続きました。

ダニ嫌いの私にとっては、最悪の状況だったんですが、リーダーすいません。

リーダーが必死に、「ピンクテープ」や「旧道」を探し、先頭で藪漕ぎしながら道を作ってくださっている時、ふと・・・思わず口ずさんでしまいました。

探しものは何ですか?  

見つけにくいものですか?

・・・・・

・・・・・

笹の中へ、藪の中へ、行ってみたいと思いませんか? ふふっふー

なんて、井上陽水の「夢の中へ」の替え歌を歌いながら、気を紛らわせて登っていました。

リーダーほんとにすいません。

てな感じで、なんやかんやと歩を進め、新道に合流! 

参加メンバーからは、「整備された登山道がこんなに歩きやすいなんて・・・」「感謝」「ありがたい」なんて声も上がっていました。

6合目を超えたあたりから、予想どおり風も強くなってきました。登山道には、雪はないものの、ところどころに霜柱がありました。

7合目では、阿寒湖、雌阿寒岳のすばらしい景色を眺め、8合目に到着したところで、ネパールの方々と写真撮影。

頂上の天候はくもりでしたが、ペンケトーとパンケトーを見ることはでき贅沢な昼食・・・でしたが、風も予想どおり強く、そして冷たかったため予定より早めに下山開始。

新道は、ところどころ倒木があり、行く手を阻まれる場所もありましたが、スムーズに無事下山。

本日のまとめとして、

雄阿寒岳「オクルシュベコース」は、藪漕ぎこそ大変でしたが、登りは新道よりも緩やかでしたし、登りやすさはありました。

なにより、バリエーションルートの楽しさを味わうことができたことは、本日の大きな収穫です。

帰りの車では、山行中に話が出た「誰かが付けた踏み跡を信じちゃいけない」が心に残っていたのか、自分の人生とダブらせ深く考えながら、安全運転で帰りました。

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次は、恒例の夏山納会山行「西別岳~摩周岳縦走」です。

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