ロープワーク研修会
しばらく悪天候のため、山行企画の中止が続きました😔
今回は毎月開催される例会、その後の研修会の様子を簡単に紹介します。
今月(5月)の例会の参加者は16名、研修内容は「ロープワーク」でした。

山でのロープワークの基礎知識と実践のポイント
登山やビバークでは、ロープワークの知識と技術が命を守る手段となります。いざという時に正しく使えるように、日常からの反復練習が重要です。例えば、ツェルト(簡易テント)をしっかり設営する場面では、ロープの使い方に慣れているかどうかで、設営の速さと安全性が大きく変わります。
ロープの選び方
太さと長さ:まず持っておきたいのは6mm径・3mのロープ。さらに応用が効くのは7mm径で7〜10mのもの。太めで長いロープは結びやすく、荷重がかかる場面でも安心。

種類の違い:
- スタティックロープ:伸縮性が少なく、荷物固定やツェルト設営に適する。
- ダイナミックロープ:ある程度の伸びがあり、墜落時の衝撃を吸収できる。安全確保用。
今回、限られた時間でトライした結び方は、
- オーバーハンドノット:基本中の基本。止め結びに最適
- オーバーハンドノット+オーバーハンドノット:強度が高まり、安全性が向上
- エイトノット:確実でほどけにくく、安全確保でよく使う
- クローブヒッチ:支点に素早くロープを固定するのに便利
- フィッシャーマンズノット:細引き同士をつなぐのに適しており、連結用に役立つ








ロープワークは、知識よりも「手が覚える」ことが大切。実際に手を動かして、繰り返し結び、使い方と場面に応じた応用力を身につけたいところです。

当会の理念に共感し、ともに登山を楽しみ、学び、会を育てていくお仲間になってくださる会員を募集しています。初心者ベテラン問いません。
・仲間がほしい
・もっと難しい山に登ってみたい
・知識や技術を習得したい
・冬も挑戦したいけど自分一人では不安
例会や研修会の見学も大歓迎です。ぜひお問合せください!!