3年ぶりの瑠辺斯岳659m 山行報告

瑠辺斯(るべす)岳

メンバー:NT(リーダー),W(サブリーダー),N,JT(記録)
根北峠出発 8:15
ピーク 10:20-10:40
根北峠下山 12:10
最高高度659ⅿ、最低高度439ⅿ、登山口高度491ⅿ、往復4.4km

◆想定外の晴天、再会

低気圧接近で天候が下り坂予報でしたが、出発時は晴天。根北峠は20台ほどの車でにぎわっていました。7割が東斜里へのようです。
かつて所属していた新得山岳会の皆さんと偶然再会サプライズ。昨年富良野岳でもお会いしました。彼らはBCで東斜里へ、握手してお互いの安全を祈り出発。

◆初めてのサブリーダー

初サブリーダーWさんがルートファインディング。
SNSログや他人の踏み跡に惑わされず進むべきルートを地形図、コンパスを使い方角を出します。時に現在地の特定にGPSを併用するのが大切です。

地図で確認しながら進むべき方向をコンパスにセット

◆序盤のピンチ

3年前の山行はガスで視界が悪かったのですが、今回は目の前に雄大な斜里岳を背にしながらのスタートです。想定外の晴天に皆さんの気持ちが高まりました。そんな気持ちは序盤に打ち砕かれることになります。
コル地形の脇斜面(斜度22度)をトラバース時、5㎝の新雪下に氷化した硬い雪面がありました。ただでさえトラバースの苦手なスノーシュー、ズルズルと横方向に落ちていきます。
ここは作戦変更し、あえて斜面を30m降りて少しでも楽にすすめるルートを皆さんで議論。
地形図から斜度をみてルートを割り出しました。序盤に複雑な地形となる本ルートですが、雪質の関係からさらに難しい状況でした。

足場が不安な急斜面
山頂までもうちょっと

そんなことがありましたが、難所をクリアし485ピークの後は無難に頂上到着。低気圧接近のため、斜里岳は雲がかかりはじめてましたが、海別岳、国後島泊山方面は見事な展望でした。

見とれるほど美しい海別(うなべつ)岳

◆地衣類

齢の重ねたダケカンバにはサルオガセがぶら下がっており、ここならではの植生が印象的でした。風がポイントのようです。

◆まとめ

バリエーションルートとしては比較的ライトな山行でした。しかしながら想定していたルートは雪質との兼ね合いで進めず、読図技術の重要性を改めて実感しました。

瑠辺斯岳の山頂にて
下山時、目の前に広がる斜里岳

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