平山登山記:思いがけず出会った、静かなる名峰
2025年7月13日(日)
<コース> 遠軽町(旧白滝村)の平山登山口から平山往復
- 標高 1771m、標高差 731m、 距離 約7.5km
- リーダー:O サブ:N 記録:O
<参加者> N、O (2人)
<天気> 曇りのち晴れ スタート時気温20℃
<行程>
- 8時 平山登山口集合
- 8時20分 スタート
- 11時30分 1737分岐
- 11時55分 平山登頂
- 12時30分 下山スタート
- 15時05分 下山
急遽の変更、選んだのは「平山」
当初は、北海道の名峰・ニセイカウシュッペ山を目指す予定でした。しかし直前になって、雪解け水による土砂崩れのため林道が通行止めとの情報が入り、やむなく計画変更。代わりに選んだのが、そのすぐ隣にある「平山」でした。
当日は薄曇りで気温20度。登山にはちょうどよい気候です。登山口にある駐車場(15〜20台ほど)がすでに満車だったことからも、地元で人気の山であることがうかがえます。私たちは少し下った林道沿いのスペースに車を止めて、いざ出発。
本来のスタート予定は9時でしたが、2人とも早めに集合していたため、少し前倒しで歩き始めました。

沢風と雪渓、そして急登へ
登山道は何本かの枝沢を渡りながら、爽やかな沢風に吹かれて進みます。途中には「行雲の滝」など、美しい滝も点在。やがて目の前に雪渓が現れ、ひと休み。雲が晴れて快晴となり、気温が上がってきたところだったので、沢水で濡らしたタオルを頭にのせると、ひんやりとして気持ちがいい。キンバイやゴゼンタチバナなど、満開の山野草も彩りを添えてくれました。

その後は、今回のルート中で最も急な登りに突入。「西別岳でいうと“がまん坂”みたいなもんだね」と冗談を交わしながらも、息は上がり、汗がしたたる道のりです。ようやく2つ目の雪渓にたどり着き、迷わず休憩。雪で冷やした沢水や、頭の上に直接のせた雪の冷たさが生き返るような爽快さを与えてくれました。この時ばかりは、二人とも頭髪がないことに感謝(^^;)


山頂の広がりと、圧巻の眺望
11時30分に分岐に到着。目の前には、大雪連峰の残雪が白く輝き、しばし見とれるほどの絶景。そこからハイマツ林を抜け、11時55分に山頂に到着。山頂付近は名前の通りの“平らな山”で、広く開けたハイマツの原に囲まれています。

そこから見渡す景色は圧巻でした。大雪山系の峰々、遠くにはトムラウシ山の雄姿、そして当初目指すはずだったニセイカウシュッペ山も北の空にくっきり。平山の向こうには比麻良山、東には武利岳や武華山など、北大雪の山並みが一望できました。



山頂で昼食を取り、分岐でも少し休憩してから無事に下山。ニセイカウシュッペに行けなかったのは残念でしたが、平山の魅力はそれに劣らぬもので、次回は比麻良山までの縦走にも挑戦してみたいと思える山行となりました。

小さなチームならではの安心登山
今回は2人だけの登山。少人数ゆえに、気づきも多くありました。
Nさん、そして私の順で登りましたが、常に声を掛け合いながら登ることができました。大人数だと小休止のタイミングに気を遣うこともありますが、今回は自分の体力状態をそのまま伝えることができ、非常に気が楽でした。
特に今回は、スマートウォッチで脈拍を確認しながら登っていたので、120を超えたタイミングで「ちょっと脈が早くなってきた」と素直に伝えて小休止。脈が90〜110台に戻るまで休みを取りながら、無理せず着実に登りました。
Nさんも、疲れが見え始めたころにはすかさず声を掛けてくれ、会話が途切れがちなときには特に助かりました。結果的に予定より1時間ほど時間はかかりましたが、安全で気持ちのいい登山ができたことに感謝しています。


最後に(小まとめ)
- 自分の脈拍や体調のセルフチェックをこまめに行う
- 小休止は「周囲」より「自分」を優先して積極的に声をかける
- 歩行ペースは無理せず、柔軟に調整する
登山の目的は「到達」だけではなく、安全で充実した時間を過ごすことだと改めて感じた一日でした。今回の平山登山は、そんな気づきを与えてくれた山行でもありました。


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