西ヌプカウシヌプリ 定例山行
早いもので12月、山は雪に覆われつつありました。12月6日(日)は東大雪の西ヌプカウシヌプリを登りました。トレランをきっかけに登山を始めた冬山初挑戦のYさんからの報告です。
西ヌプカウシヌプリは、低山ではあるものの、頂上までやや急な登山道をひたすら直登する山で、意外と体力を使います。
加えて、当日は、頂上に登るにつれて積雪が多くなり、心身ともにエネルギーを使いました。
また、登り始めの樹林帯の中での行動はかなり暑く、一方で、尾根に出ると、天気は良いものの風が冷たく、汗冷えが気になり、レイヤリングの難しさを感じました。
雪や汗で帽子や手袋が濡れると、結構なストレスで、体温低下のリスクがあることから、帽子や手袋はスペアを持っていった方が良いですね。
今回の山行のハイライトは、頂上直下のガレ場の直登です。
事前に、ガレ場があることは把握していましたが、そこを巻いて登っていくと思っていたので、ルートを見た時は、内心「これは聞いてない!」と思っていました。
夏山でもそこそこの体力が必要なガレ場を雪や氷が被った状態で直登します。
ガレ場の間に体ごと落ちないように、体重を載せた凍ったポイントから踏み外さないように慎重に上って、下ってきました。(夏山なら、スイスイと出る一歩が、躊躇してなかなか出ません!)
ここから宣伝です。笑
会の山行の良いところは、失敗やリスクをメンバーで共有できるところだと思っています。
ルートを外しても全員で考えてリカバリーし、今回のガレ場のような難所も声を掛け合いながら登ることができます。
そして、その経験が自分のスキルアップに繋がるものと感じています。
登山が好きな皆さん、登山に興味がある皆さん、是非、くしろ山岳会にご入会ください!!
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以上、Yさんからの報告でした。
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12月は、クライミングを残すのみとなりました。
来月は山岳スキー講習会、スノーシュー登山、冬山訓練、バックカントリーと盛りだくさんです。
★くしろ山岳会では、新規会員を募集しています。例会や研修会の見学も大歓迎です。興味のある方は、問い合わせフォームからご連絡ください!