西別岳~摩周岳報告
11月例会山行は西別岳~摩周岳の縦走でした。
コースは初級ですが往復15キロほどのロングコースです。
前日さらっと降った雪が登山道を覆い、滑りやすい場所もありました。
入会したばかりの会員が参加していたこともあり、ゆっくりペースです。
グループ登山は、最もゆっくりペースな人に合わせるのが大原則です。
ペースが速い人が速度を落とすことは容易ですが、ゆっくりペースの人が速く歩くことは絶対にできないからです。
前後が離れてグループがバラバラになってしまい、見えないところで事故が発生した事例が過去に発生しています。
ペースを上げるように急かすようなことも、事故につながるため厳禁です。
当会では初心者が遠慮することないよう、ゆっくりペースでも安全な時間帯に下山できるよう山行を計画しています。
予想外の出来事があったときには、途中で引き返す選択肢もあります。
なにより、メンバー全員が安全に下山することが大切だと考えています。
さて、この日は11月中旬とは思えない暖かく風の弱い気象条件。
いつもは風が強くて頂を踏んだらすぐに移動する摩周岳頂上でも、思う存分360°の展望を楽しむことができました。
写真をとったり太古の火山活動に思いをはせる人も。
みんな大満足です。
登山は天気がよければ何もかも最高ですね。
12月の予定は、東ヌプカウシヌプはリ、クライミングウォールです。
★くしろ山岳会では、新規会員を募集しています。例会や研修会の見学も大歓迎です。興味のある方は、問い合わせフォームからご連絡ください!