オンネトースノーシューハイキング報告
2023年1月29日(日)
参加者9名
天気はとても快晴で阿寒湖畔までの道中は雲ひとつない青空でした。
今回は野中温泉から森の中を抜けて湖上を渡り、西側の展望台に登り、冬期通行止めの車道から戻ってくるルートです。
初のリーダーを務めるYさんを先頭に、総勢9名、10時10分発、-15℃からのスタートでした。
まずは湖を目指し1時間ほど森の中を進みます。かなり緩やかな傾斜でしっかり踏み固められているためラッセルの必要はありません。風もなく、寒くもなく、暑くもならずちょうどいい感じです。
10分位歩くと沢山のシャクナゲの葉が。見頃は6月から7月頃でしょうか。ピンク色の花を咲かせ、オンネトーの見所の一つでもあるようですね。
花にめっぽう疎い私には花の名前は呪文のようで全然頭に入ってきませんが、シャクナゲは覚えました。
とても歩きやすい道が続きますが、時折木を潜ったり跨いだり油断大敵です。
森の中でリーダーがサングラスの落し物を発見!預けられる場所も特にないので、木の枝にくくりつけ、その後Hさんが目印にピンクテープを。(後に湖で無事に持ち主と出会い、場所を教えることができました)徳を積んだお二人にはきっと良いことがあるでしょう。
下り道になるとそれまで高かった松の木もかなり低くなってきました。森を抜けると視界が開け一面真っ白な湖到着です。
湖中央へ進んでいくと見えてきます!そうです!阿寒富士と雌阿寒岳がどーんと!
美しい!美しすぎます!惚れ惚れします。登りたくなります。
なんて思っていると、急に皆さん素早い!絶景ポイントを心得ているようで各々撮影タイムです。集合写真もこの場所で。
そしてサブリーダーがアイスバブルを見るためにスコップを取り出します(今入手困難なやつですね)
あっという間に綺麗に雪をかいていただき、お湯もかけてみましたが残念ながら見ることはできず・・・でもその心意気に感謝です。
名残惜しいですが、山を背に湖を展望台の方へ進みます。ここだけは踏み跡がなく、リーダー、ラッセルありがとうございました。
展望台へは南口側から登ります。ここまで平坦な道が続いたので、そろそろ斜面を登りたくなってきたのは私だけではないかと。。。展望台まではおよそ30分。なかなか倒木が多い印象でした。あっという間に山頂にある観測小屋がみえてきて到着です。
空気が澄んでいて、山がクリアに本当に綺麗に見えます。山頂でお昼休憩をとり、Kさんのドローンタイムとなりました。見ていると小さくて可愛らしくてペットのような愛着がわいてきます。ドローンから撮影された動画はいつか是非見せていただきたいものです。
30分程休憩をとり北口側へと降りていきます。なかなか急でサラサラ雪のためスノーシューが滑り、ちょっと難しかったですが、それもまた楽しいものでした。
北口側に降りると湖畔の展望台があり、ここからは冬期通行止めの車道を通ります。ちなみにこの途中での気温は0℃。随分暖かくなりました。
残り1kmを切った辺りで錦沼に到着です。今は雪で覆われていますが、200メートル程の小さな沼は鉄分を含んでいるためオレンジ色に見えるようです。この周りにもシャクナゲが咲くようですね。
野中温泉へ到着したのは14:06。スタートからちょうど4時間、総距離5.7kmでした。
危険箇所も特になく、疲労感もさほどなく、清々しい気持ちでゴールしました。
終始皆さんの優しく穏やかな雰囲気の中で癒しの山行となりました。
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次回は労山熊見山バックカントリー、辺計礼山スノーシューハイクです。くしろ山岳会では、ほとんどアップダウンがないオンネトーのようなハイクから、お腹いっぱいになるガッチリ系まで、硬軟取り混ぜて実施しています。冬季も挑戦してみたい方のご入会をお待ちしています!
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