クマネシリ岳 定例山行

登山装備も衣替えの時期が近づいてきましたね。10月18日(日)はうっすら雪化粧したクマネシリ岳を登りました。転勤で来月釧路を離れるUさんからの報告です。

クマネシリ岳 登山口付近より頂上を望む

クマネシリ岳 登山口付近より頂上を望む

10月18日はクマネシリ岳に行ってきました。往復約5km、標高差675mの道のりです。歩く前は少し肌寒いくらいですが、快晴です。

登山道はNPO法人かむいのみなさんが整備をしてくれたばかりで快適。これがなければクマザサや倒木で歩くのも大変だったはず、ありがたいです。

歩きはじめは平坦ですが、徐々に上りが出てきます。途中、リーダーから爽やかな香りのするトドマツは陰樹だとか、倒木に芽を出すなど、山の植生の話を聞きながら進みます。

クマネシリ岳 稜線直下

稜線直下

次第にマツも減り、一気に周辺の山並みが現れます。東から、北見富士、手前のカルデラ地形、すでに雪をかぶった大雪の山々も一望です。

この山にも初雪が降ったようで、地面も白くなっています。

クマネシリ岳 南側展望、士幌方面

南側展望、士幌方面

稜線に出るまではかなりの急斜面ですが、登り切ると絶景!西クマネシリ岳に南クマネシリ岳、士幌の方まで見渡せます。

しかも北斜面の日陰を抜けて、太陽の光でポカポカ。

ハイマツに行く手を遮られながらも、6人全員無事山頂にたどり着きました。

クマネシリ岳山頂からの景色

中央が西クマネシリ岳、右端ピリベツ岳、西クマネシリ岳のすぐ左は二ペソツ山

石狩岳やニペソツ山からうっすらと見える雌阿寒岳の方まで景色を堪能した後は、急斜面と雪の下山です。

一気に雪を抜けるべくひたすら下ったら、そのまま登山口まで。

この日、出会ったのは先客お二人だけの静かな山でした。難易度は中級でしたが、今日の状況では中上級とのこと。山は実際に行ってみないとわからないですね。

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以上、Uさんからの報告でした。これからもUさんの山人生に幸多からんことをお祈りしています。またどこかの山でお会いしましょう。

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11月は、夏山納会とツエルト設営研修会、一般募集「登山のための地図読み講習会」、クライミングです。

 

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