雌阿寒岳〜南岳登山報告書

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①山名 雌阿寒岳(野中温泉コース)〜南岳

②日程​ 2023年12月10日(日) 午前6時25分出発 午前9時25分下山

③行程  雌阿寒温泉登山口~雌阿寒岳七合目(1263m)~雌阿寒温泉登山口 強風のため七合目で下山 下山後オンネトー散策

 ④参加者 6名

 ➄内容  

・時間​2時間(休憩含) ・天気 晴れ風強 ・気温 マイナス2度

・標高差​553m

・6時25分 登山開始。登山道雪なし。

・8時00分 5合目到着。登山道若干氷あり。

・8時15分 6合目到着。登山道に氷増えたためアイゼン、軽アイゼン、チェーンスパイク装備。

・8時35分 7合目到着 強風のため撤退の判断をする。

・9時25分 下山。

結氷したオンネトーで

⑥事故、重大インシデント なし。

⑦気づき点

・新しい登山時ルーティンにて出発。

・岩場と氷の登山道でアイゼン歩行する際に歩行の難しさを実感。特に下りで岩場を降りる際にアイゼンの歯が反対のパンツに接触したケースが3回あり。歩幅を広げる訓練必要と実感(Y)。

・2度アイゼンが外れるハプニングあり(Kさん)。

⑧感想

・北見のMさんと初めて同行しました。(後日入会申し込みあり)。

・下山後オンネトーまでハイキング。アイスバブルが見られました。

・下山途中でIさんとSさんにお会いしました。

・Nさん写真撮影ありがとうございました。

アイスバブル

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編集後記~今回の山行の気づき

1.ポイント・オブ・リターン

山で一番恐ろしいのは風。雌阿寒岳(野中温泉コース)は強風での撤退が多いコースです。判断をする地点は、主に7合目、9合目の2か所。今回は早めの判断でした。リーダーは当初から引き返しポイントを意識していたと思われます。撤退には勇気が要ります。優れたリーダーは引き返すことを厭わない。

2.ポイント・オブ・ノーリターン

メンバーのひとりが寒さを訴え、他のメンバーから厳寒期用ミトンを借用しました。過去の事例では15分で凍傷になったことがあります。軽い凍傷でも一度かかると寒さに弱くなる傾向があり、冬山を諦めることに。そのまま進んでいたら、後戻りできない状況になっていたのは間違いない。

3.アイスバブルは美しい

オンネトーが全面結氷していました。いつ見てもアイスバブルは美しい。氷が薄くてミシミシ音を立てる状態だったため、岸で観察するに留める。なかには湖の中央まで行く家族連れなどがいて、見ているだけで恐ろしかった。いつか事故が起きるのではないかと懸念している。

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