西竹山 山行報告
コース 初級 / 標高 698m 距離 7.5㎞ 累積標高450m
LD Fさん(先頭)・SL Yさん
メンバー Kさん・Cさん・Yさん・Wさん・Mさん・S(記録)計8名
3月10日(日)天候 晴れ 虹別セブンイレブン集合 7時00分
登山口出発 7時45分出発
山頂到着 10時00分
登山口到着 12時00分 登り2時間15分/下り1時間30分/昼休憩30分

なんと、昨年の5月藻琴山以来の会山行でした。こんなに行っていなかったなんて驚きです。
今回はYさんの車に同乗させてもらっての出発となりました。有り難いです。
7時に虹別のセブンイレブン集合、KさんYさんチームと厚岸からMさん、地元のWさんと合流して登山口へと向かいます。
当初予定の登山口(西竹浄水場)よりも更に先へ車を止めての出発となり、予定よりも早くYAMAPを起動させてF LDの号令のもと7時45分登山開始します。
なだらかな林道をひたすら歩いて行きます。風もなくお天気も良くて最高の登山日和!!
登山開始30分ほど歩いて333ピークに到達です。
しばらく進んで行くと地図にもありましたが、左方向に天狗岩と名のつく岩?と言うより小高い丘、がありましたが登りは素通りして先へ進みます。
498ピークを前方にF LDとKさん(ヘルメットがオレンジ色の二人の事をずっと心の中でオレンジャーと呼んでいました)が、紙地図とコンパスで進むべき道を模索しています。
そんな中、我らがレジェンドCさん、我が道を行くで地図も見ずに突き進んで行きます。思うとCさん、車の中でずっと地図見てました。Cさんの頭の中にはもう既に私達には見えないルートが出来ていたんですね。素晴らしい〜です。
山頂手前に急登があるとの事で装備品にアイゼン・ピッケルとありましたが、LDの判断でそのままスノーシューで登ります。なかなかの急登でオレンジャーの二人はとてもイキイキして直登して行きます。急登になると、だんだん前を歩くMさんとの距離が離れて、やっぱりそこで体力の差が出て来てしまいます。そして後ろからYさんが「ゆっくりゆっくり〜」とのろまの私に何度もエールを送ってくれます。心の中でこれ以上早くは登れないんです〜すみませ〜ん、と叫びながら、一歩一歩足を進めてなんとか急登を登りきることが出来ました。Yさんありがとうございました。
急登を登りきると稜線上に出て、そのまま山頂へと向かいます。風はありましたがお天気が良かったので稜線から見る景色も最高です。
その間もMさんが時折、技を使いながらたくさんの写真を撮ってくれていました。
先に山頂に到着したLDからはいつもの絶叫する声が聞こえて来ました‼もう少しで山頂です。
山頂からの景色は絶景、誰かが地球って円いんだ〜と言うように大パノラマです。武佐岳がとても綺麗に見えました。
山頂は風もあったので集合写真だけ取って直ぐに下山、今度は今登ってきた急な斜面をスノーシューをはいたまま降りなくてはならず、なかなか上手く降りられない私、オレンジャー二人の早い事、上りも早いけど下りも早いです。やっぱりそこは山に登っている経験値でしょうか、流石です。
尻ボーは持って行ったけど出番なく、私は転びそうなのでお尻で滑り降りました。早いし楽しい♪
急登を降りた少し先で昼食タイム、それぞれ温かいものを飲んだり食べたり、Cさんからホットコーヒーの差し入れをいただきました。やっぱり山で飲むコーヒーは格別ですね。
登りに素通りした天狗岩ですが、行くか行かないかを迷った末、LDの判断にお任せしますとの事で行かずにそのまま下山となりました。あとは来た道をたどって帰ります。
下山予定の登山口到着が13時40分だったのが、12時と大幅に早い下山となりました。
帰りは初めての、「道東一の天然温泉」と呼ばれる味幸園さんへ、泉質がとても良くてお肌ツルツルになりました。オススメです‼
帰りの車の中ではCさんの貴重な山の体験談など聞かせていただき、とても楽しい時間となりました。
集合場所の駐車場へ到着するとCさんからウソがいると言われ、ピンときていない私でしたが、初めて見たかもしれません。口笛のような声で鳴いてホッペがオレンジ色の可愛い鳥がつがいでいました。Cさんのおかげでもう次見た時はすぐわかります。
Cさんを見ていて、職場の大先生(大正の時代に生まれて戦争を体験し、100歳まで現役でお仕事をされていた貴重な先生)が以前、仰っていた言葉を思い出しました。「年をとっても衰えず成長するもの…それは判断力です‼」まさにレジェンドCさんの経験値そのものです。これからもいろんなお話しを聞かせていただきたいです。
Yさん、帰りもお疲れのところ運転ありがとうございました。同乗させてもらったおかげでとても楽しい山行になりました。

西竹山から見た武佐岳、なんて綺麗なんでしょう。冬は凹凸がハッキリしていて山がカッコよく見えますね。

下山の休憩時の写真です。何かお気づきになりましたか?Cさんだけが座っています。
Cさん曰く小休憩は10分なのだそうです。誰もが座らず立っている中、Cさんだけがしっかりと腰を下ろして休憩しています。これが本来の休憩なんですね。LDは無言の圧力でしたかー!!と圧を感じていたようですが、これからは10分休憩でお願いします。

山頂で撮った集合写真です。奥には右から武佐岳、俣落岳。みんな良い笑顔です。サイコー‼
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編集後記
ZK(絶景、当会用語?)な山行だったようですね。
いつも晴れるとは限りませんがやっぱり景色が良いに越したことはありません。
レジェンドCさんがいてくれるだけで、安心感が格段に違います。
知識も経験も桁違いに豊富なCさん、判断力もそうですね。いてくれるだけで安心で心強い。
様々な仲間がいる山岳会の良さが現れた山行でした。
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