三段山登山記録(スノーシュー)

標高1,748mの三段山は、その名の通り山の斜面が三段に分かれていることから名付けられた山です。十勝連峰に属し、冬にはスノーシューやバックカントリースキーを楽しむ人々に人気があります。

今回は白銀荘から入山、三段山をピストンするルートです。

朝6時半。日の出前の出発

とにかく天候が良く、雪山の素晴らしい景色を楽しむことができました。

今回は2班構成。スキー班とスノーシュー班に分かれて進みます。
スノーシュー班はリーダーNさん、サブリーダーKさん、Oさんと私の4名です

この日は風が少ない好条件でしたが、日が上がり切るまでは気温が厳しく、少し立ち止まると指先から冷えが忍び寄り、悴むほどでした。そのため休憩は最低限に留め、テンポよく登りました。

スノーモンスター
日の出前の前十勝岳

稜線に出た瞬間、ちょうど御来光の時間と重なり、凍えていた体が太陽の温もりで一気に温まりました。太陽への感謝いっぱいです。

雲海に浮かぶ旭岳(たぶん)

頂上稜線からは、雪で真っ白になった富良野岳から十勝岳の稜線の山々がくっきりと見えました。壮大で感嘆の言葉しか出ませんでした。

雪化粧した富良野岳をバックに

頂上では風がほとんどなく、冬山とは思えない穏やかな環境の中で、ゆっくりと景色を楽しむことができました。(会長曰く15年通して初めての好天候だそうです)

頂上を独占

道中では、煙をあげる前十勝岳や雲海に浮かぶ旭岳(おそらく)、氷がキラキラと輝きながら落ちる樹氷やスノーモンスターなど、冬山ならではの幻想的な風景を堪能しました。
また、ブロッケン現象にも遭遇。

ブロッケン
樹氷

下りは雪がちょうど良い感じに溶けて緩衝材となり足への負担が少ない爆速の下りでした。

バックカントリーチームと合流

ルートファインディングとペース管理をしていただいた先頭のKさん、後ろからメンバーを見守ってくれたリーダーのNさん、厳しいポイントでアドバイスをくれたOさん
ありがとうございました!!

自分1人だとおそらくただ登って頂上を踏んで終わりだったと思います。山岳会で登ったからこそ、景色の感動を分かち合い、辛いところも声を掛け合って登れたのだと思います。グループで登る楽しさを再実感する山行でした。

Yamapの軌跡。下り早い(笑)

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