雪上訓練2025

毎年1月恒例の雪上訓練を行いました。
気が付けば7回目となります。

冬山は道具が増えることもあり、トラブルも多くなります。
先週の三段山での反省(道具トラブル)を兼ねての訓練です。
会場となった斜面は例年以上に雪が少なかったですが、穏やかな天候で訓練日和でした。

①アイゼン歩行

アイゼンを左右逆に履くというミス、セミワンタッチアイゼンと思っていたら実はワンタッチアイゼンであったトラブルがありました。ぶっつけ本番でミスをするのはさけたいのでこれだけでも訓練をしたかいがありました。仲間がミスをするかもしれないくらいの慎重さが必要だと痛感しました。

②滑落停止訓練

転倒滑落したら素早く停止しなければなりません。
設定した斜面は比較的緩く止まりやすい条件でしたが、かつて参加した訓練で氷雪急斜面により停止できない参加者が続出したことを思い出し、何度も徹底して練習しました。
こればかりは経験がものをいいます。2019年から参加されている方はさすが熟練度の高い停止技術でした。

③スタンディングアックスビレイによる確保

今回初の試みです。
森林限界以上で支点となる木がない想定での確保。
ピッケルを打ち込むだけの積雪量がないので打ち込んだとしての想定で訓練しました。
いざというときにこれをできるメンバー増やしたいと思います。

④コンパニオンレスキュー訓練

昨年入会された方がマムート社の最新モデルアバランチトランシーバーのバリーボックス2を購入され、皆さんで最新機種のコンパクトな形状を観察。厚みが薄くなったのでアウターとの隙間がすっきりです。
3人埋没想定、機種によるシグナルキャッチ距離の差などリアルな状況を想定した訓練を行いました。

冬山は自由である反面、夏山以上にリスクが高くなります。道具のことや技術などの質問が盛りだくさんで最後によい議論ができました。

当会の理念に共感し、ともに登山を楽しみ、学び、会を育てていくお仲間になってくださる会員を募集しています。初心者ベテラン問いません。

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