斜里岳山行を行いました
くしろ山岳会の7月定例山行は「斜里岳」。
清岳荘コースの旧道から登り、新道から下山しました。
参加したのは20代~70代の計8名。
20代のメンバーが、初めてのリーダーを務めました。
林道をしばらく進むと沢が現れます。
下二股までは比較的緩やかな登りです。
どこを通れば最も安全に楽に進めるか見極めつつ、渡渉を繰り返します。
消えかかった岩のペイントとピンクテープを頼りに、ルートファインディングするも、何度か登山道をロストしそうに・・・。
経験豊富なベテランメンバーから、その都度アドバイスをもらいながら進みました。
下二股を過ぎると、上二股まで急な登りとなります。
沢の中の石は赤茶色。
鉄分が多く、成分が付着して滑りやすくなっています。
沢登りは初めてのメンバーが多く、体力を消耗。
神経も使ったので、一気に疲れが襲ってきました。
ペースの違いが出てきたため、今回は途中で2グループに分けました。
1グループは山頂まで行き、1グループは上二股で下山です。
当会では、状況に応じてグループを分けることも盛り込み済みで山行計画を立てています。
沢登りが終わると、馬の背まではザレ場の急登です。
馬の背に出ると風が強くなりました。
頂上付近ではチングルマやツガザクラが咲いていました。
頂上が広い斜里岳は360度の展望です。
知床半島の海別岳がよく見えました。
下山は沢をさけて新道コースから下りました。
遠回りになりますが、沢を下るのは登るよりも高い技術が必要です。
沢で苦戦したものの、安全に下山できました。
参加者の感想は、
「斜里岳はいろんな要素が入った山」
「あらゆる技量が試される山」
「1年に1度は行きたい山」
いい山行でした。
★次回の定例山行は7月13日(土)~7月15(月)トムラウシ山2泊3日山行です。新得町側の短縮コース登山口から登り、南沼キャンプ指定地に連泊します。なか日はロックガーデン、日本庭園を楽しみつつ、化雲岳まで足を延ばします。
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