斜里岳(三井コース)2024.10.06

参加者9名

この日は、リーダーのY.Rさんが晴れ男なんでしょうね、絶好の山日和でした。

斜里岳といえば、一般的に清岳荘登山口からの旧道〜新道周回コースを楽しまれる方が多いと思いますが、今回、私達は三井岳登山口から登りました。

午前6時55分、サブリーダーのY.Kさんを先頭に登山口を出発、20分ほど歩いた地点で着ている物での体温調整。その後も30分間隔で小休憩、呼吸を整えたり、水分補給したり、行動食を取ったり。

あと、参加者の体調を見て、一番辛そうな人に合わせてペースダウン、息がつらそうなら、少し休む、そういう気配りをしていただいてました。

でも、Tさんは体調が思わしくなくて、リーダーはA班とB班に分けて、Tさんとリーダーを含むB班はゆっくりと。その後、ガマ岩で一度合流。少し長めの休憩を取って再び登り出しましたが、Tさんは10歩歩くと足がつる状態になってしまい、もうこれ以上無理をすることが出来なくなりました。

リーダーとN.TさんがTさんに付き添って下山するので、残りの6人は山頂目指して下さい、と、リーダーの判断のもと、本来なら、全員で撤退すべきところ、私達は続行させてもらいました。

紅葉真っ盛りの中、黄色く色づいた葉っぱが多く、それが散りばめられて、ふかふかの絨毯のような道を木漏れ日を浴びながら歩くのって気持ち良くて、楽しくて。

涸れ沢の丸い石のいっぱい敷き詰められた道から続く樹林帯を抜けると、一気に景色が広がり、登れば登るほど景色が楽しめました。

一枚岩のところでは、太いワイヤーロープが張られていて、よく見ると足のかけ場もあるので注意して渡るように、その先の岩場は三点支持で慎重に、というリーダーが温かいアドバイスを残していって下さいました。

ひょっとしたら、山頂直下800mの所は、私には無理かもという不安を、このリーダーの言葉と仲間の大丈夫、一緒に登ろう、という言葉に励まされて、6人で、10時40分登頂!

山頂には360度の絶景が待っていてくれました。海別岳小海別岳とその向こうの知床連山、国後島と爺爺岳、屈斜路湖と藻琴山、摩周湖と摩周岳、西別岳、標津山地、遠くは雄阿寒岳、雌阿寒岳、阿寒富士、そして、青いオホーツクの海と斜里の街。どこを見ても綺麗〜✨

そんな景色を見ながらのランチタイム、お喋りにも花が咲いて、ゆっくり、たっぷり、山頂を楽しみました。

名残惜しいですが、11時20分下山開始。昨日の雨で濡れているので、木の上に足を置かないよう、葉っぱで滑らないよう、苔の石を踏まないよう、気をつけて。

周りの色付いている木々を楽しみ、曲がりくねりながらも青空に伸びるダケカンバの力強さに感動したり、古くて枯れた大木にキツツキの開けた穴をたくさん見つけたり。

会話が弾んで、あっという間に時間は過ぎて、皆、無事に下山出来ました。

こんなに楽しい時間を過ごせたのも、リーダーのご配慮とサブリーダーの気配りのおかげです。本当にありがとうございました。

このコース、絶対、おすすめです!いつか、また、今度は皆で登れますように。

 

 

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