温泉富士山行報告

温泉富士に行ってきました。この山には夏道がないので、冬限定の山行です。

低山ですが、広い雪原を歩く気持ち良さ、アップダウンを繰り返してピークを踏む達成感、展望の良い尾根歩きで、お腹いっぱい大満足でした。

山行の参加者は40代～70代でしたが、年長さんがいちばん達者という『山岳会あるある』がモロに出てツボでした。＃たゆまぬ鍛錬は裏切らない

報告は、低山スノーシューハイクで道なき道を行く楽しさを知り、苦手意識を持つ人が多い地図読みもゲーム感覚で楽しむTさんから。文章から弾む声が聞こえてきます。

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標高 659m、養老牛温泉直ぐ近くの低山です、2022.1.30.日曜、参加 10 名

今回の登山のテーマを例えるなら、「低山でプチ縦走」って所でしょうか^_^ 　オミクロン感染急拡大の中では有りますが、参加 10 名での賑やかな山行になりました。

朝の気温はマイナス 15℃、天気は快晴、登山口 am9 時出発(地点標高 350m)。初めは林間の中(積雪 60cm 位)スノーシューから伝わるフカフカの雪の感触がとても気持ち良く感じました。林間を抜け尾根の取り付きで休憩を。ここから先は一気に急登が始まり、スノーシューの本領発揮で有る。

少しづつ高度を上げ、500m 地点で振り返ると、今まで見た事の無い角度からの摩周岳と西別岳が眼前間近にドーンと広がり見える。圧巻の風景だ！まだ最初のピークも迎えて居ないのに頂上を踏んだ様な感動です。これから向かうまだ先に有る二つのピークに向かいながら、心がワクワクする。

高度 550m 辺りから更に高度が増し、かなりの急登になる。あともう少しと踏ん張りながら、最初のピーク 629m の西峰に立つ。ここからは更に展望が広がり、南西の方角には摩周〜西別岳の頂きを超えて阿寒の峰々が遠望出来る。最高の景色です。ここ迄が約 1 時間。

ここから次に目指す温泉富士頂上が北東方向に見える。少しの休憩の後、頂上目指して出発〜直ぐに急な下りが始まる。629m から 566m のコル迄一気に 70m を下降りる。皆、悪戦苦闘の急斜面、コルに辿り着いたら今度は又次の頂上に向かって高度差 94m を登り返すのだ。

このアップダウンが又楽しい！まさに今回の山のテーマで有る(プチ縦走)感を感じられる場所です。さあ、ここからが更に急な登り返し。先行する私からふり返り見る皆は壁に張り付いてる様です。息を切らしながらも皆安全に頂上に立ち、達成感を感じながら展望を楽しみました。北東方向には斜里岳や俣落岳が見えます。

休憩の後下山開始です。針路を真東に向け尾根伝いに高度 550m 迄下がります。そこから針路をスタート地点の南西方向に変え、ジグを切りながら急斜面(斜度 30 位？)を 450m 辺りまで下ります。そこから先は緩やかな尾根筋を通り林間を抜けて程なくゴールです。下山午後 1 時、ほぼ予定通りのコースタイムでした。登山口で今登ってきた山を仰ぎ見ながら、心地良い疲労感と満足感に包まれながらの山行でした。低山最高です！

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