オプタテシケ山行報告(スノウシュー)

オプタテシケ山

屈斜路湖を望むオプタテシケ山に行ってきました。見たことがない角度から見る屈斜路湖は新鮮!夏道がないので、ヤブ漕ぎしたくない人は今この時期がねらい目です。

記録は、『道東の低山は数多く有り、年齢、体力に応じて夏期、冬季に限らず山を楽しむ事を忘れず、より多くの例会に参加しようと思いました。』との言葉通り、知識や技術を学び続け、一年を通して登山を楽しんでいるKさんから。道東愛は山岳会イチだと思います。

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日時:2022年2月27日 曇り、のち晴れ、一時小雪

気温:-2°C~ 5°C  

風速:1m~5m   

出発点:128m     

最高点:503m

当日6時30分に遠矢コミセン集合→8時弟子屈道の駅→8時15分池湯林道到着、先日の降雪で15センチ~30センチのラッセルが必要と思われた。8時30分の気温は0°C前後中、リーダーを先頭に128mピークを出発。

オプタテシケ山 登山口

 

初めは林間の尾根筋伝いに急登をジグザクに登り初めたが新雪の為、最初から20㎝のラッセルが始まった。時間がたつにつれ気温が上がり初め、湿った深雪に変化しラッセルを交代しながら前進。187mピークで針葉樹林帯から落葉樹林帯変わり森林浴を浴びながらゆっくり進んだ。時折続く30㎝のラッセルでは若い方の前進に頭が下がる思いでした。 オプタテシケ山 ラッセル

 

次の急登が261mピーク迄続き、平坦に近い林間を進む中、樹木が少ない空間が見え隠れした。この状況を会長が説明し、この山は歴史が新しい火山なので樹木が育ちにくい場所だと解る。300mピークを越えると更に高度を増すが、眼下に少しずつ屈斜路湖の風景が見てきた。402mピークでは急登が続き、足に運動不足の結果が出て来たので焦り始めた。しかしながら、屈斜路湖の見た事の無い風景が眼下に入ってきて疲れが消えていくのを多少感じ始めた。

オプタテシケ山

 

450mピーク辺りで樹林限界に入り草地の中、最後の急登を進み3時間余りを要し503m頂上に着いた。疲れたが回りを見渡すと見た事が無い360°の風景が新鮮であった。普段見ている屈斜路湖とはまるで違い冬期間ならではの景色であり、夏山では絶対登れない記憶の残る山でした。12時半ごろ下山開始、急坂では尻滑りを楽しみながら、高度差375mの尾根筋を1時間半のところ1時間程度で下山終了した。(心地よい疲労感の中、次回の例会を思い浮かべ帰りの足取りは軽かった) 

オプタテシケ山 山頂

2月末の気候にしては暖かく汗だくのスノーシューでしたが、冬季間の低山スノーシューにどっぷりハマりました。

道東の低山は数多く有り、年齢、体力に応じて夏期、冬季に限らず山を楽しむ事を忘れずより多くの例会に参加しようと思いました。参加の皆様ありがとうございました。

尻滑り

お約束の尻滑り

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春めいた陽気が続いていますが、雪が無くなるのは困りもの。もう少しだけ冬限定の景色を楽しませていただきたい。

3月はるべす岳、海別岳と続きます。

 

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