沢渡渉研修会

くしろ山岳会で初となる沢渡渉研修会を開催しました。

この日の参加者のほとんどは、バリエーションルート登山は未経験。今年初めに装備の名称すら知らないところからスタートして、室内のクライミングウォールでロープの扱いに慣れるなど、何度も練習を重ねてきました。ついにフィールド練習です。

木漏れ日が川面をキラキラ輝かせ、渓流のせせらぎとエゾハルゼミの鳴き声が気持ちいい。ふと見上げれば、木の幹にヒグマの爪痕。Wow!

沢登りは状況に応じた技術が総合的に試されます。大自然の中で、持っているもの、あるものを利用しつつ自らの能力を最大限発揮するこの感じ。たまりません。

覚えたロープの結びがどういう場面で使われるのか、なぜこの結びを使うのか。どんな注意点があるのか。ひとつひとつ確認しながら、丸一日みっちりやってきました。

ひとりではできないことばかりなので、これぞ山岳会に所属しているメリットだと思います。実践沢登りが待ち遠しい。

さて、次は毎年恒例の三笠新道。地上の楽園「シャングリラ」で遊んできます。

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