冬山訓練でこんな練習をしました
昨年と同様、釧路近郊の斜面において冬山訓練を行いました。
冬山は道具に頼る部分が大きくなります。
操作を熟知し、様々な状況に対応するため、トレーニングは必須です。
にもかかわらず、参加者曰く「このようなトレーニングは、やっているところがない」とのこと。
今回の訓練は、はるばる神奈川県から参加した会員もいました。
内容は
- アイゼン歩行
- ピッケルの使用方法
- ピッケルによる滑落停止
- 雪崩埋没者の救出訓練(アバランチ・トランシーバ―、プローブ、シャベル)
ある参加者は、自分のアバランチ・トランシーバーが他の人の電波を受信して信号を発するのを「初めて見た!」と歓喜していました。
アバランチ・トランシーバーは、ひとり(1台)で訓練することができません。
仲間と練習できるのは、山岳会に所属している大きなメリットです。
道具は日進月歩で進化しています。
10年前に購入したトランシーバーと最新機種を同時に使用したところ、古いものは電波の受信範囲が約30mなのに対し、最新式は約70m。性能差が歴然としていました。
また、進化にともなって、サーチ方法も変わってきています。
常に最新の情報(装備)にアップデートする必要性を感じました。
北海道山岳連盟で開催する研修会などに積極的に参加して、会員同士で情報を共有していきたいと考えています。
次回の活動は山スキーのメッカ「三段山」です。今年は三段山ですら雪不足のようです。はたしてパウダースノーが楽しめるでしょうか?!
★くしろ山岳会では、新規会員を募集しています。例会や研修会の見学も大歓迎です。興味のある方は、問い合わせフォームからご連絡ください!