2019年度総会を開催しました
くしろ山岳会はこのたび初めての総会を開催。この4月から設立2年目を迎えました。
今年度から山行リーダーを担当制にしていきます。会員誰もがリーダー、サブリーダーとして活動できる山岳会が目標です。
総会の締めは、先日、北海道山岳連盟企画のネパール「アンナプルナしゃくなげ街道トレッキング」に参加した会員による報告会でした。
8000m級の山々が高層雲から頭を出している風景は圧巻でした。
総会の席では、「会費を値上げしたほうがいい」という意見が多数寄せられました。現在の年会費は3000円。入会金はありません。
みなさんが値上げを提案した理由は大きく3つあるのではないかと考えています。
ひとつは「1回の研修会で元が取れる。安すぎる」と、当会の会員になるメリットを高く評価してくださってのこと。これはただただうれしい限りです。
もうひとつは、共同装備を今後充実させていく必要があること。現在の会の備品はゼロ。ロープひとつありませんから、これから徐々にそろえていかねばなりません。
最後は、車の乗り合いに関すること。他の山岳会でも課題になっていることですが、山行で車の乗り合いをする際、どうしても特定の人に負担が偏ってしまいます。
長い目で見たとき、この不公平感を放置しておくのはよくありません。レンタカーを借りたり、負担金のようなものを会から支出するなどの解決策が考えられますが、それには財源が必要です。
今後1年かけて、他の山岳会にもリサーチをし、次の総会には何等かの提案ができるようにしたいと考えています。
今も多くの山岳会では、加入に際し紹介者が必要です。インターネットで会員を募る当会のような山岳会は珍しく、北海道山岳連盟関係者から「新しい時代の山岳会」と言っていただいたことがあります。
格好ばかりでなく、中身も時代に合わせて常に変化していく山岳会でありたいと考えています。
次回の予定は、4月21日(日)登山のための応急手当講習会。当会の会員が講師を務めます。
5月7日(火)研修会は「地形図の読み方」。「地図とコンパス」のベースとなる、最低限知っておきたい地形図の読み方を学習します。「電子地形図25000」操作方法、セブンイレブンのコピー機でデータを印刷する方法もあわせて紹介します。
くしろ山岳会では、新規会員を募集しています。
見学大歓迎です。
ご興味のある方は問い合わせフォームから是非ご連絡ください!