弟子屈町「ペケレ山」に行ってきました
弟子屈町に位置する標高732.3mのペケレ山に行ってきました。
7歳から70歳まで全世代参加。
子どもを連れて、奥様を連れての、ほのぼの山行でした。
一般的な尺度では「初級」の山ですが、環境は意外と過酷でした。
距離、標高差だけでは、山の難易度は測れないことをシミジミ実感です。
この日は、本州にある台風から供給された、温かく湿った南風が吹きました。
9月だというのに暑くてジメジメです。
たぶん湿度は100パーセント。
かいた汗が乾かないので、とんでもなく暑く感じます。
そこに地形的要因が加わります。
ペケレ山は行程の半分以上が樹林帯で、笹の生い茂った沢筋歩きもあります。
風が通らず蒸し暑い場所なので、こんな日は辛いですね。
植物の育ちが妙にいいのも、そんな環境によるものでしょう。
笹がこんなに背が高くなって、子どもがすっぽり埋まってしまいました。
尾根に取り付くと、ようやく風が頬を撫でてくれるようになって、一息つけました。
暑さにうだった子どもたちは、大人に遅れること50分で山頂へ。
ペケレ山の魅力は、標高が低いにも関わらず、周囲に高い山がないので展望が効くこと。
遠くに斜里岳が望めました。
「山」と弟子屈町市街。
雄阿寒岳とうっすら雌阿寒岳も見えます。
しかし、暑くて沢筋歩きが堪えました。
ダニも多いので、この山は秋から冬がいいかもしれません。
★次回は9月14日~15日(土日)、旭岳~間宮岳分岐~中岳温泉の周遊コースです。紅葉真っ盛りの大雪を堪能してきます。
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