花の名峰アポイ岳の定例山行を行いました

くしろ山岳会では、5月定例山行を様似町「アポイ岳」で行いました。参加したのは7才から60代の計7名。
2年目となった当会では、山行リーダーをメンバーのみなさんにお任せすることになりました。
当日は5月最強クラスの暖気の影響で佐呂間町で39℃を記録した酷暑日。アポイ岳でもこの時期としては高い25℃程の気温がありました。風もほとんどなく、熱中症を警戒しながらこまめに水分補給しながらの山行です。
当会は新規会員が毎月のように入会され、年齢層やスタイルが豊富になってきました。今回のメンバーには、トレイルランをしている方やハーフマラソンに参加する方もいて、ザックや靴などの装備にも反映されています。
尾根にでても風がほとんどなく、他の登山者のみなさんも暑さでバテ気味だったようです。
アポイ岳は花の名峰です。かんらん石という、本来は地球の深いところに存在するものがアポイ岳では地表に露出しています。そのため植生が固有なものとなるのです。
例年GW前後に登ることが多かったのですが、今回は5月下旬にしたことで開花している花の種類も変わり、新鮮な気持ちで楽しむことができました。
馬の背付近の痩せ尾根では、大勢の登山客でにぎわっていました。すれ違いや追い抜きに気を遣います。
下山は特に慎重に。集団での山行は、最もペースの遅い人に全員が合わせるのが大前提です。
速さを競うような下り方をすれば、事故やケガに直結します。

花があれば会話もはずみ、疲れを忘れさせてくれます。アポイ岳が人気なのはそこにつきるのでしょう。予想外の暑さに驚きましたが、いつも通りの花の名峰でした。
★次回の定例山行は6月2日(日)雌阿寒岳~阿寒富士縦走。野中温泉コースから登りオンネトーコースを下山します。
★くしろ山岳会では、新規会員を募集しています。興味のある方は、問い合わせフォームからご連絡ください!