熊根尻岳山行記録

朝5時出発、気温5度、星空から朝焼けに変わり始めた空を感じながら足寄方向に向かいました。6時40分待ち合わせ駐車場到着。参加者皆様の笑顔と会話「やっぱりパーティ登山はいいなあ」心に想いました。

芽登から林道に入り進むにつれて紅葉からうっすら雪景色に変わりました。乗用車でも問題なく登山口に到着。車から降りると粉雪が舞い冬の香りを感じました。空気もおいしい。風はあまり感じません。

気温0度、8時登山開始、イケメン男性5人(自分は外す)。

クマネシリ岳

会話を楽しみながら雪に覆われたやや不明瞭な登山道を進んでいきます。コースは稜線まで南方へほぼ直登です。森には立派なエゾ松林、やがてダケカンバの大木、シャクナゲ?の木もあり花の時期も良いかなと思いました。

標高1200mから斜度が増し積雪で足元が不安定、一歩一歩慎重に登っていきます。「これは上りより下りが危険そうだ」。

稜線が近づきそちらを確認すると雲が勢いよく流れ、力強い風の音が聞こえます。「うーんワイルド!」。

いよいよ稜線に上がります。一気に南側の視界がひらけ堂々とした「西・南熊根尻岳、ピリベツ岳」遠くに「二ペソツ山」遥か遠くには黄金色に輝く太平洋まで見渡せます。

素晴らしい景色に囲まれながら高度感のあるハイマツ帯の稜線を東へ20分程、10時15分頂上到達。

全てが感動です。気温-5度、時より強い風。ハイマツに身を寄せ極上の休憩、昼食。

Tさんから山頂から望める糠平から三国峠に伸びる国道は数百万年前の大噴火の地形上にあることを教えていただきその巨大さを実感しスケールの大きさに脱帽でした。

他にも感動がいっぱいでしたがこれ以上書けません。名残惜しいですが寒さも身に染みてきたこともあり下山です。先行して進む3名、西熊根尻岳と相まって登山雑誌の表紙のようでかっこよかったです。後方でハイマツを漕ぎ分けているFさん最高です。

心配していた下りも先頭のNさんのリスクの少ないルート選びもあり、時折尻もちをつくくらいで楽しく下山できました。

またロープを使用した下山も体験でき勉強になりました。重いロープを担いでいただいたTさんありがとうございます。

話を交えながら12時40分無事下山、最高の思い出の山行でした。山行計画を実行して頂きましたリーダーFさん始めサポート助言して頂きましたYさんTさんNさんありがとうございました、

感謝です。「熊根尻岳ありがとう!!」

反省点と学んだ点

  • レイヤリングのタイミングが遅かった、汗をかく前にミドルウェアを脱ぐべきだったが怠った。
  • 強風が予測される稜線に出る前に一枚厚着するべきだったが予測行動ができなかった。
  • 足場の悪い急斜面を下る時、斜面と向き合いながら(後ろ向き)木の枝を補助代わりにつかみ下ると下りやすい。

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今年は紅葉が遅いと思っていたら、山の上はいきなり冬ですよ。

これからのシーズンは登山道がない山に登れるのが魅力です。

先日、今年の冬季活動計画を立てました。地元なのに知らない山がたくさん登場します。

スノーシューに挑戦してみたい。山岳スキーをやってみたい。冬も登山をしたいけど、何をどう初めていいのか、右も左も分からない。そんな方は是非くしろ山岳会にお越しください。

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★くしろ山岳会は2018年に発足した若い山岳会です。初心者からベテランまで、一緒に登山を楽しみ、学ぶ仲間を募集しています。

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