西別岳〜摩周岳縦走山行記録

メンバー    11名

今回の山はみなさんお馴染みの西別岳ですが、今日は摩周岳までの縦走。ちょうど一年前は足元が悪く西別岳山頂で引き返す事になったコースです。

摩周岳までの往復が出来れば約15キロの長丁場。 風は強いとの予報で、雲もやや多めではありますが 天候は晴れ。

そして今回は関東から遠征のOさん、我が会のレジェンドCさんも参加とあり、みんなのテンションも更に上がります!

ほぼ予定通り7時にサブリーダーを先頭にスタートです。

この時期の登山は天候や気温でレイヤリングや持ち物が難しいですよね。わりとしっかりめに着込んだら、すぐに汗ばんできました。 汗冷えが怖いのでこまめに脱いだり着たりの小休憩は何度も行います。

さて、今日のがまん坂からは根釧台地や遠くは太平洋まで綺麗に見えています。稜線ではいよいよ風も強くなってきましたが、T会長が武佐岳の上に笠雲を発見!天気悪くならなきゃいいですね…それにしても ふだん山に登っていて 自分がいかに空からの情報を見逃している事をまたもや考えさせられました。

さて、いよいよ右手に摩周湖が見え始め 無理のないゆったりペースでしたが、予定よりかなり早い 8:37 西別岳山頂に到着です。

西側には阿寒の山々も綺麗に見え、その手前には美羅尾山も‼ 摩周の道の駅辺りからは高く見える美羅尾山もここからはずいぶん下の方に見えます。山頂は風当たりが強いため、少し下ってから長めの休憩   腹ごしらえです。

その後、摩周岳分岐には9:45。更に1時間後の10:45  ついに摩周岳山頂です!  さっきまで黒っぽく見えていた摩周湖も山頂からは青く綺麗に見えました。

Oさんも久々の北海道の景色と空気を満喫して胸をいっぱいにしているその時、レジェンドCさんのニット帽子が飛ばされてしまうほどの 今日の中でも一番の突風が吹き 記念写真だけ撮って早々に西別分岐まで戻りお食事タイムです。

その後も来た道を順調に戻り、西別岳登山口へ戻ってきたのが予定より40分以上も早い14:23。

大所帯だったにも関わらず、最後まで率いてくださったサブリーダーの絶妙なペース配分のおかげで時間にも気持ちにも余裕のある山行でした。

今回は レジェンドCさんから靴ひもの結び方、先頭だけでなく 二番手を歩く人の歩き方など色々学ぶことも出来ました。

初リーダーのMさんをはじめ みなさん、おつかれさまでした。

楽しい山行 本当にありがとうございました。

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編集後記~今回の山行の3 GOOD THINGS

1.突風の怖さを知りました

ただでさえ怖い摩周岳のトンガリ山頂で突風が吹きました。ニット帽が風で飛ばされるのを初めて見ました。滑落するかと思いましたょ、あぁ、怖かった。

2.登山は亀がいい

ガツガツ登ってどっかり休むより、ゆっくり登って息を整えるくらいの短い休憩をとる方が、結果として速いことが証明された山行でした。汗をかいて体が冷えることもないし、登山はウサギより亀ですね。

3.靴紐の結びを覚えました

ほどけない靴紐の結びを2つ覚えました。手品みたいで美しかったです。

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