オダッシュ山山行記録

コースタイム 登山口発7:50頃→山頂到着10:10頃→下山開始10:40→登山口着12:10

天気 晴れ 麓の気温15°位

参加者13名

今回の山行は総勢13人。前回の南クマネシリの時は15人で班を三つに分けましたが、今回は班分けせず、それでも先頭と最後尾で無線機を携帯しての山行です。

集合場所に着くと、Nさんが前日に羊蹄山に登った話をされてて、なんとその足で今回の山行に合流したとか。なんかもうハチャメチャですね(笑)。常に山に居ないと死んじゃう呪いにでもかかっているんでしょうか(汗)。山男の鏡ですね。

新得駅からオダッシュ通りアンダーパスという名のオダッシュ愛を感じる高架下を通って車で15分ほどで駐車場に到着。7:50分登山となりました。

出発してすぐに高速道路の高架下を通過し、高速の道路のフェンスの外を、高速道路沿いを歩く、およそ登山とは思えない出だしにわくわくしているのは私だけでしょうか? ほどなくしてオダッシュ山の標識が現れると、ここから樹林帯に突入します。

登山道は落ち葉でフカフカ。笹狩りもされており非常に歩きやすいです。緩斜面を少し歩くといこいの水場の看板が現れ、小川が流れています。易々と渡れる程度の川で、せせらぎに心が癒されます。

天気は快晴、気温も15°位で段々汗ばんできます。いこいの水場から少し進んで、登山開始30分で最初の休憩。ここで服を脱ぐ人がちらほら出てきます。いい秋晴れで、気持ちのいい汗をかけてます。

ここから20分位進むと平坦地にシラカバ平の看板が出てきます。が、ここはシラカバ平か?ダケカンバ平じゃないのか!との声が(笑)。それくらいダケカンバが多いらしいですね。日陰で休憩にはもってこいです。この先が急登になるので、ここで鋭気を養います。

さて、ここからの急登は中々の斜度です。西別のがまん坂を彷彿させます。名づけますと、オダッシュ山の頭文字をとって、おまん坂?

途中、Tさんがここら辺のダケカンバは黒っぽいけど老木ですかね?とOさんに話を振ります。するとOさん「これはダケカンバではありません。ミズナラですね。」と、ピシャリと反論! かつて山岳ガイドの資格を取るために勉強中だったOさん。そのころは、山行に行くと、勉強の成果を披露せよとばかりに、周囲からの質問攻めにあい、その都度オタオタしていたのは、今は昔の話! 今ではTさんとも対等に植生の話を出来るほどに成長した姿をみて、目頭が熱くなるおもいです。そんな私はダケカンバとシラカバの区別もつかないんですけどね(笑)

ここから一気に展望もよくなってきて、標高を稼いでいきます。途中の休憩でYさん撃沈! ザックを放って地面に大の字に。でも誰も心配しません。これが彼の通常運転なんです。しかし、気持ちがいいくらいへたばりますね(笑)。うらやましい!

前峰手前ではさらなる急登が! おまん坂再来です。ここさえ超えれば後は楽ちん。おまんでちんです!

9:50前峰到着。あとは尾根道を歩くひたすら良展望のお楽しみタイム突入です。山頂直下は急登があるけど、山頂までもう少し。そして、ここでの景色がまた面白い。北側の斜面は葉が落葉してて、はげ山に。南側の斜面は見事な紅葉が残っていました。更に2016年の十勝の台風の爪痕とみられる土砂崩れ跡が鮮明に残っています。感慨深いものがあります。

10:10山頂到着。山頂の景色は、ま~~~すごい! 東大雪の山々、日高の山々や新得の田園風景、、、月並みな言い方ですけど360°大パノラマ! 写真じゃダメダメ、この感動は登ったものにしかわからない! 登山てホントにいいですね!

30分休憩して、名残り惜しくも下山。急勾配を登ってきた分、一気に標高を下げていきます。下に積もった落ち葉が滑って中々に危険でした。

途中、Kさんがフィーバータイムに突入。なにやらツタウルシなる危険植物がたくさん生えてるらしく、Kさんがそれを見分れるとの事で、あっちのあれはツタウルシ?こっちのこれはツタウルシ?、、、もう、引っ張りだこ。植生にかなり明るい方なんですね。でも、知らないで触ったら大変な事になるらしいですから、ホントに頼もしいですね。「ウルシ博士」爆誕です。(命名、T氏)

12:10なんやかんやでみんな無事下山。ほぼ登山計画通りの時間でした。

総括ですけど、とてもいいお山でした。山頂の景色はピカイチ。気温もあたたかく天気も快晴。人数が多くワイワイ賑やかな楽しい山行でした。

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次の会山行は雄阿寒岳(旧道)です。

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