楽古岳山行報告

日高名物「直登」が味わえる楽古岳に行ってきました

日高の山のなかでは難易度が低く(中級)、登山口へのアクセスが良いことから人気の山。だけれどこの時期はいつ雨が雪に変わってもおかしくない季節で、気温も含めて心配されましたが、今回は運に恵まれたようです。

報告は、この夏、北海道山岳連盟で夏山リーダー研修を受講したTさんから。汗をかかずに登るペース配分や太ももに負担がかからない登り方など、学ぶことが多かったそう。来年のくしろ山岳会夏山シーズンには日高の山々が加わりそうな気配です。

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11月7日(日)、日高山系「楽古岳」(1472m)に登頂してきました。参加者は、【Yさん(主)、Tさん(副)、Nさん、Oさん、T(記録・報告)】です。

楽古山荘で前泊が4名。「6:30に出発し、15:00下山完了」の計画を確認後、乾杯して山談議に花を咲かせました。

楽古岳 渡渉

朝1名が合流し、6:30に出発です。徒渉が6箇所、スパッツ+長靴で出発しました。

60分かけて、400m➡500m地点まで移動、徒渉はアドベンチャーでした(全員水没セーフ)。500m地点で長靴をデポし、約800m直登です。できるだけ汗をかかないように、100mを20分で刻み、休憩を繰り返しました。天気が良く気温12℃、「本当に11月?」と思いながらデロデロになった急な登山道を滑りながら登りました。休憩中に、「太ももに負担がかからないで滑らない登り方」が話題になり、各々が試しました。

楽古岳

1200m前後から山腹に雪が見え始め、1300mから雪道になりました。山頂付近は強風で、体感温度はマイナス5℃ぐらいを感じました。11:12に登頂成功です。

楽古岳

ガスがかかりはじめましたが、北の日高山脈、南の広尾港・太平洋が眺望できました。強風のため10分ほどの滞在で下山しました。下山しながら振り返ると、山頂はガスで覆われました。ナイスタイミングの下山でした。慎重に下山し、500m箇所で長靴に履き替え、15:15に登山口に戻りました。

楽古岳 山頂

今回の登山を通じて感じたことがあります。ソロでは、13:30には下山できると考えていました。しかし、刻みながら登る・休む登り方は、汗が抑えられ息があがることもありませんでした。太ももに負担がかからない登り方を試したところ、翌日尻に軽い筋肉痛が出ましたが、疲労度はなかったです。話をしながら登ることによって、山の知識は深まり、風景を楽しむことができ、2時間の余裕がソロにはない登山の深さを教えてくれました。来年の日高山系を登る自信になりました。

以上報告になります!

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