オサッペヌプリ、コトニヌプリの定例山行を行いました
2月24日(日)、津別町と弟子屈町にまたがる「オサッペヌプリ」と「コトニヌプリ」の二つのピークを目指す山行を行いました。
初心者向けルートですが、樹林密度が高く目標物が見えずらいため、ルートファインディング能力が問われました。
標高400mの登山口を出発して2キロほど林道を進みます。
他の登山者のトレースが残っていますが、自分たちが進みたい方向とは限らないので、地形図とコンパスで進行方向を確認しながら進みます。
林道歩きのあと尾根にとりつきます。
地形的にはそれほど複雑ではないのですが、樹林帯密度が高く視界がありません。
視界のきかない尾根登りですが、斜度が緩くなってきました。
このような地形の変化が今回の山行で唯一の手掛かりでした。
地形図には等高線が描かれていますので、そこから斜度変化を読み取ります。
冬山の魅力は登山道がない山にも登れることですが、自分たちでルートを決めて登るため、夏山とは比較にならないほど地形図とコンパスを駆使します。
人はかならずミスをしますから、ルートファインディングはリーダーだけがするのではなく、ミスを補完し合うためにもメンバー全員で行うことが大切だと考えています。
地図読みができない人は冬山に入ることはできません。
ともすると、力量あるリーダーが全てを行い、その他のメンバーはついて行くだけの『連れて行ってもらう登山』なりがちです。
当会では会員全員がリーダーを務めることができることを目指しています。
次回の山行は中標津町の温泉富士です。
くしろ山岳会では、新規会員を募集しています。
見学大歓迎です。
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