サマッカリヌプリ_スノーシュー 山行報告

日時 :2024.1.28(日)
参加者:8名
登山口 14:00(2:30) 13:34(1:59) ※標高600m手前で撤退


登山数日前にまとまって降った分と、その後も降り続いていたらしい、ふかふかパウダースノーに苦戦しました。想定を上回る積雪により、楽しいスノーシュー登山の予定が、楽しい深雪ラッセル訓練に様変わりです。


↓の写真のように股下ぐらいまで沈んでしまい、ほとんどつぼ足状態です。撤退決めた場所で試しにプローブを突き刺して見ると、積雪は約125cmでした。

傾斜がきつくなったところでスローダウンしてしまい撤退の判断。
結局森の中の散歩だけで景色は見られず。夏ならなんともなさそうな山でしたが、北海道の冬山は難易度が跳ね上がるのが身に沁みました。


・反省点

スパッツを持って行かなかったので、ラッセル中に靴に雪が入りました。
当日は気温が高めなのとラッセルで身体が熱かったので、凍傷になるような足先の冷えは無く何事も有りませんでしたが初歩的なミスでした。
過去の個人山行でここまでスノーシューが沈むような事はなく、「今までうまくいってしまっていたので、スパッツ必要だと思っていなかった」という、経験の浅い者によく有る抜け漏れです。


・ラッセルと装備品含めた重量

この日まで先頭でラッセルするのは、屈強な男の役目だと思い込んでいましたが、誤解かもしれません。体力とパワーは必要ですが、下記の例の通り体重(装備品含め)によって随分状況は違いそうです。
●軽い先頭 → あまり沈まずに軽快に進む
●そこそこ重い二番手 → 先頭の作った足場より沈む時も有るが自分が先頭するより楽ちん
●もっと重い三番手 → 二番手より更に沈むが先頭より楽ちん・・・(でしたよね?)
今後のスノーシュー山行でラッセルする場合、後方に屈強な男達を配置してザックを背負わせて体重の軽い小柄な男性と女性陣でラッセルをローテするのが良いかもしれません。反対意見有りそうですが。


・前泊の布教
今回登山口から20分ぐらいの場所に宿泊しました。前泊は良い事だらけなので布教活動します。
①多めに寝られます。登山前に長時間運転で体力すり減らす事も無いです。
②ガソリン入れ忘れた→早朝でガソリンスタンド空いてない、という事態は起こりません。
③(特に日の出の遅い冬)暗い道だと鹿に警戒しての運転ですが、昼なら見通しよくて安心感が違います。
④(冬限定)路面の氷が溶けているので、滑って事故起こす可能性は減らせます。
⑤(夏限定)車中泊やキャンプ場でテント泊してお金がかからないorとても安い
皆様もお金と家庭事情の許す範囲で前泊してみてはいかがでしょうか。

無事に撤退完了記念の図
ラッセルした道を下山していく図

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