東斜里 山行報告
① 山名 東斜里岳
斜里岳とは知床半島の付け根にあり知床火山群で秀麗な成層火山。 山頂部は斜里岳、南斜里岳、西峰の3つのピークからなり、斜里岳の標高は1,547m。百名山の一峰でもある。
本山行では、斜里岳の東側根北峠から登り、C900m地点で折り返す 東ルートは冬限定コース。夏は藪を掻き分けながら進む必要があるためあまり使われない
② 日程
・2024年2月4日(日)
・8時00分出発 12時30分下山
③ 参加者 11名
・T谷、N岡、Y重、T田、N井、N々山、K田、S藤、M田、O友、K谷
・スノーシュー、スキー、スノボーの混成
④ テーマ
バリエーションルートでルートファインディングを行う
➄内容
・時間4時間30分(休憩含)
・天気 雪、曇り ・気温 スタート地点 マイナス8℃
・標高差410m
・行程 根北峠駐車場→東斜里岳標高900m地点→根北峠駐車場
・8時00分 登山開始。雪がぱらつく天気雪質はパウダー木々の間を登る
・10時45分 900m地点到達、雪は止み曇り空が広がる30分休憩
・12時30分 根北峠駐車場に帰還
⑤ トラブル
T谷さんのスキーのシールが外れる
→予備のバンドで固定してカバー。流石の準備力
⑥ 気づき点
・冬山は学ぶことがたくさん 服装と装備、天候、山の特徴などの準備。ルートファインディンング、補給、体温調整など。冬山では一つのミスが命取りになる
・登坂ペースが夏山の2倍で計算 雪のかき分けやルート確認で時間がかかる。時間に余裕を持った登山計画を立てる
・山から家までの間も登山 行きの根北峠。車でスリップした。事故には繋がらなかったが注意 長時間運転とゴールが近い気の緩み、そこまでの路面状態で雪がなかったため最後の最後で油断した。次は前泊も検討
⑦ 感想
・雪山は美しい 緑生い茂る夏山も綺麗だが、辺り一面真っ白になる雪山も綺麗だと感じた 雪のせいか静かで黙々と登る山行は新鮮だった
・ソロ登山と比べ複数人で登山をすると、気づきが10倍以上 感性は十人十色。山頂のみを見る人、景色を見る人、植物を見る人、装備を見ている人、パーティの様子を見ている人など。1人登山も良いが、大勢で登る山もまた楽しみがあると感じた
・山で怖いのは風と人の心
リーダーT谷さんの一言。雪山では特に感じた
雨よりも雪よりも風が天候としては怖い、焦りや疲労感が重大事故を巻き起こす
⑧ 登山中の写真 N井さん、Y重さんの写真も使わせてもらいました

スキーやボードなど様々な装備。珍しい装備を知れるのは山岳会ならでは。ここで代表のT谷さんからルートファインディングのレクチャー

トレースのない雪原を進む。木々に囲まれており、寒さも少ない、音もなく静か

他人任せにせず、地図とコンパスを使い進行方向を確認 初めは戸惑いながらも、最後はみんなスムーズにルートファインディング

急勾配を登る、あと少し!!
C800mくらいから森林の壁が消えて風による寒さを感じる

左には南斜里岳も見えた。写真左奥が南斜里岳ピーク

スキーで降る

スノボで降る

スノーシューで頑張って降る ゴール後の写真を撮り忘れました・・・
参加された皆様お疲れ様でした!!
ソロ活動のみの方、雪山に初チャレンジしてみたい方、ぜひ一緒に登りましょう!!
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