懸垂下降研修@芽登ロック

懸垂下降

通称:芽登ロックと呼ばれる自然岩場にて、懸垂下降研修を行いました。日本スポーツ協会「山岳コーチ2」と「山岳コーチ1」を持つ講師2名、参加者6名で徹底練習しました。

懸垂下降

懸垂下降は、バリエーショーンルートなどではなにかあったときに必要とされる高度技術です。難しいルートでなくとも、時にはセルフレスキューで斜面を下りる場面もあるかもしれません。一方で危険な技術でもあり、登攀で死亡事故ナンバー1といわれています。たった一つのミスが落下事故につながる為です。

懸垂下降

人はミスをするものですので、ミスが誘発する致命的な事故を防ぐためにフェイルセーフの考えでバックアップする必要があります。この研修では、バックアップを含めた懸垂下降システムを、一つ一つパーツ練習の形で徹底的に訓練しました。

懸垂下降

懸垂下降は見よう見まねではやってはいけません。未熟な技術で懸垂下降をすれば、死亡事故につながります。経験豊富な方から指導を受け、訓練を繰り返すことが大切です。

懸垂下降はあらゆる技術が濃縮されており、応用範囲は無限大です。懸垂下降をする機会がなかったとしても、技術をもっていることで心に余裕ができると考えています。登山の安全に必ず貢献することでしょう。

この日の訓練は、仲間との信頼感が生まれるという相乗効果もありました。これは予想外の収穫です。

くしろ山岳会では、このあと、沢登りに必要な沢渡渉、沢登攀研修も計画しています。

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